雑記帳

ハロー三十路!見た目は大人頭脳は子ども世にも恐ろしい逆コナン君現象!? の頭ん中です。

マティーニ


マティーニを初めて飲んだとき、
あまりの強烈なアルコールの
食道を落ちていく灼熱感に
何が美味しいのかよく分からなかった。

でもなんだか不思議と、
薄暗いお店とちょっと湿った木のカウンターと、
不安定な椅子、
きちんと磨かれたグラスの中でたゆたうお酒。

なんだか大人な気がしてときめいたものだった。

これは…美味しいのか?もしかしたら美味しい…のかもしれない。。

ときめきを追いかけ、
強いお酒を覚え始めたのは24,5歳のころからか・・・!?

当時よく通ったそのお店はとても魅力的で、
外からはガラス台にグラスがだ~っと並んでいるのと、その奥にうっすら人影が見えるの。
その窓の横の重厚感のある木の扉を開けるとそこは石造りの空間。
実はマンションの1階なんだけれど、まさかこの上に人が住んでるだなんて思えないのね。
旧いアップライトピアノがあって、
旧い洋画が音なく流れていて…うっすら聞こえるのはクラシカルなJazz。
カウンターにはウイスキーがズラリと並んでいて、、
初めて行った日、お店に恋してしまった!!

いるだけで大人になったように感じる空間。
そうそう!こういう大人になりたかった・・・・!!!!

カウンターで隣になったおじ様と話してて、これ試してごらんと教えてもらったり、
知り合いのおじ様にウイスキー飲み比べさせてもらったり・・・。
とりあえず、いろんな人とお酒の話をして、
新しい名前を聞いたらそれを飲んでみる、地道な活動に勤しんでいたあの頃。。。

その時好きだった人がお酒好きだったから、彼に近づきたい一心だったのもあるけれど(汗)
共通の話題欲しさでついつい。
なんかそう考えると私って追いかける女…!?
酒好き男に合わせるためにお酒飲んでたんだ!?ひょえ。だめじゃん!
ダメ臭プンプンだよ!!!!

まあその男とはご縁がなかったということでおいといて、、
お酒のおかげで愉しみも人間関係もとても広がったことは確かだから、
ヨシとしよう!!!

話は逸れたが、
そんなこんなで徐々に徐々に強いお酒に親しんでいき、
なんだかやってみたくなり、家で色々試すようになった。

で、最近やっとこさ、自分の好きなマティーニ(っぽいもの)に出会った。
かなり邪道だと思うので、”っぽいもの”という。

ジン(できればタンカレーNo.10がいいけど贅沢いえないのでそれ以外でも)6CLに
ベルモット(ノイリープラッドドライ)2CL
これを、シェイカーでシェイクする!
シェイカーの表面がちょっと凍り始めたところで、
素早くグラスへ注ぐと、
お酒の中でクリスタルのような氷が輝いていてとても美しい!
あとはさっとレモンを振って香り付け。
私はオリーブなくていいの…。

で、レモンがないときは、
これまたスンゴイ邪道で、ポッカレモンを一振りなんちゃって…。
あわわなんだかとまらない家庭臭。

しかし結構な量なので、一杯で大満足・・笑
強いお酒大好きだけど、どうも身体にはきつすぎるようなので、
ちょっと氷がまざって度数が下がるのがよいみたい・・・

ジンがないときは、ウォッカで。
気分はジェームズボンド!!!(自分がなってどうする・・・しかも邪道)
ウォッカの場合はちょっとだけ気持ちベルモットを多めにするとベルモットの癖が素敵に発揮される気が。


なぜシェイクするかというと、やっぱり、カジノロワイヤルでのボンドがカッコイイからなのよね…。
ゴードンジン 3オンスと ウォッカ 1オンス と キナ・リレ 1/2オンス
シェークン!ノットステア!!!最後にレモンピールを…

で、出来上がるマティーニは、カジノロワイヤルで若きボンドが愛してしまう女性、ヴェスパー・リンドの名前をとって、「ヴェスパー・マティーニ」と呼ばれているそうです。

これをどうしてもやってみたい!って話になったのだが、
キナ・リレってもう日本には入っていないのだそう。
「キナ」ってキニーネなんだってさ。キニーネってマラリアかなんかに効く劇薬らしいんだけど。それが入ったリレをキナ・リレって言うんですって。
へ~。
で、同じリレ社がつくっている、リレ・ブランっていう甘口のワインを代わりに入れてみたのだが何かが違った。。。
うう、飲めないと思うと飲みたくなるってのが人情というものよね…!
幻のヴェスパー!!!


それにしてもお酒って、なんて奥が深いのかしら。
地道な活動に勤しんでいた割に全然知識が増えない…。
きっと知識が増えたらもっと楽しいのだと思うのだけど、
いかんせんお酒でいい気分になっちゃうもんだから、
途中から知識とかどうでもよくなって、ただ美味しい…そして楽しい…の世界になってしまうな(笑)

まあ、平和ってことか…ってすんごい強引に終わらせる私。。
お後がよろしいようで。